韓国岳に登り迷った3人発見 けがなく無事 /宮崎
遭難:韓国岳に登り迷った3人発見 けがなく無事 /宮崎
13日午後7時40分ごろ、宮崎、鹿児島両県にまたがる韓国岳(1700メートル)で、下山中の宮崎市城ケ崎、アルバイト、谷口義朗さん(56)から「道に迷った」と110番があった。
えびの署と南九州山岳救助隊のボランティアが協力して捜索し、約5時間後、2合目付近のやぶの中で、谷口さんと長男の小学3年、冬樹君(8)、同市松山1、大学非常勤職員、田尻さやかさん(31)を発見。3人にけがはなかった。
同署によると、谷口さん親子と田尻さんはそれぞれ昼ごろ、硫黄山登山口から登山を開始。午後3時ごろ、山頂で知り合い、一緒に山の火口に下りた後、道に迷ったという。
夜間のため、11人の捜索隊は笛を鳴らしながら山に入り、谷口さんと携帯電話で「音が聞こえますか」などと確認しながら場所を探し出し、救助した。
(毎日新聞 8月15日(水)16時23分配信)