自転車ヘルメットの努力義務化 しかし、 安全基準満たしていない製品も…
国民生活センター「自転車と特定小型原動機付自転車で着用が努力義務化された乗車用ヘルメット-安全性に係る規格等への適合状況と1歳未満の子どもの着用について-」
自転車や電動キックボードの搭乗時のヘルメットの着用が努力義務化されましたが、国民生活センターが市販されているヘルメットを調べた結果、衝撃を吸収する性能が不足しているなど、製品安全協会が定めた自主的な安全基準を満たしていない製品が多数確認され、注意を呼びかけています。
2023年、着用が努力義務化された自転車や電動キックボード用のヘルメットには、製品安全協会などが自主的に定めた安全基準を満たした製品の使用が推奨されていますが、実際には、強度不足など安全性が保たれていない可能性のある製品が出回っているという指摘があります。
国民生活センターが、通販サイトで販売されている自転車用のヘルメットで、安全規格マークが表示されていない商品について、安全性を確認するテストを行ったところ、衝撃を吸収する性能が協会の安全基準を大きく下回り、ヘルメットをしていても転倒時のけがを防げないおそれがあったそうです。
詳しくはサイトをご覧ください。
話は広がりますが、長野県では登山用のヘルメットの着用を推奨している山岳エリアがあります。
長野県では、南・中央・北アルプスの以下の山岳エリア
北アルプス南部(槍・穂高連峰)
・北穂高岳から涸沢岳・屏風岩、前穂高岳(吊尾根)一帯、西穂高岳から奥穂高岳、北穂高岳から南岳(大キレット)、東鎌尾根の区域
北アルプス北部
・不帰嶮(かえらずのけん)周辺、八峰キレット周辺
南アルプス
・甲斐駒ケ岳、鋸岳
中央アルプス
・宝剣岳
戸隠連峰
・戸隠山・西岳
詳しくは長野県のサイトをご覧ください
また、登山者自身が十分な「危機管理意識」をもって入山するために「ヘルメット推奨以外の山」でも、ヘルメット着用をおすすめします。