園庭の土山で遊具のロープが首に…久喜市の保育園で事故、3歳男児が重体
埼玉県久喜市の保育園で2023年5月2日、園庭の土山で遊んでいた男児(3)の首にロープが絡まり意識不明の重体となった事故が発生しました。
県警によれば、土山のロープは常設ではなく事故当日に取り付けられたとみられる。
園庭には保育士6人が居たが、3歳を見ていなかった。
幸手署は、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故原因などを慎重に調べています。
〈追記〉
意識不明の重体となっていた事故で、男の子の意識が24日までに回復しました。
男の子は、ことばを声に出すことができ、引き続き病院で手当てを受けることになっています。
「ママ」などと、ことばを声に出すことができ、引き続き病院で手当てを受けることになっています。
事故の詳細は公開されていませんが、土山(土手)にロープを張って登って遊ばせたり、ソリなどを使って滑り降りるなどといった
自然地形を活用した外遊びを実施している事業者の方もいらっしゃると思います。
また、青少年教育施設や公園の一角にこのような遊び場を設置している場所もあると思います。
類似の事故が起こらないように施設の点検や監視指導の方法などを確認いただければと思います。
市は運営法人に対してに対し、児童福祉法などに基づいて特別指導監査を開始。監査は複数の日程で随時続け、市が同保育園に監査結果書を提示した後、
園から改善報告書を提出させる予定。
また、市は8日、市内にある約四十の保育施設に遊具などの安全管理の徹底を求める通知を市長名で通達。
十二日には重大事故防止のチェックリストなどを周知した。
※保育関係施設等の指導監査 令和5年度自主点検表 問い合わせ先:久喜市社会福祉課福祉監査係